• 有松天満社花暦だより

初天神祭、斎行

本日の午前、拝殿にて「初天神祭」を斎行いたしました。

「25日」は御祭神・菅原道真公にとって大変ご縁深き日でございます。 全国の菅原道真公をお祀りする神社さんにおかれましても、1月25日はその年最初の「天神様の日」として、天神様のお祭りを行っておられます。

有松天満社も、拝殿にて神事を斎行いたしました。


菅原道真公は有松の産土神(うぶすなかみ)としてはもちろん、「学問の神様」として広く人々に親しまれております。


*****+*****+*****


菅原道真公といえば百人一首での


「このたびは 幣も取りあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに 」


晩年に詠まれた

「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」


これら2首の和歌が大変有名ですが、ご幼少の頃より和歌や漢詩を嗜んでおられ、その生涯に渡っていくつもの和歌や漢詩を残しておられます。

また、ご幼少の頃より、梅の花を愛でておられ、御所には多くの梅の木が植えられ、お住まいは「白梅御殿」、別邸は「紅梅御殿」と呼ばれていたそうです。


梅の花 紅の花にも 似たるかな 阿古がほほにも つけたくぞある

(5歳の頃に詠まれた歌で、阿古はご幼名)


月耀如晴雪(月の輝くは 晴れたる雪の如し)

梅花似照星(梅花は照れる 星に似たり)

可憐金鏡転(憐れむべし 金鏡転じて)

庭上玉房馨(庭上に玉房の馨れるを)

(11歳の頃に詠まれた漢詩『月夜見梅花(げつやにばいかをみる)』)


ご幼少の頃より学問の才能を開花され、「神童」とも呼ばれた菅原道真公。

更に勉学に励み、32歳の頃に学者の最高位である「文章博士(もんじょうはくし)」となり、朝廷の要職へと栄進なさいました。


これらの逸話より、菅原道真公は「学問の神様」として信仰されるようになり、菅原道真公をお祀りするお社には「梅鉢紋」が起用され、時代を超え、地域を超えて今も尚、人々に親しまれております。


*****+*****+*****


さて、当社の境内にも梅の木が何本か植えられております。 ここ数日暖かな日が続いたのか、境内の梅の木数本が蕾を付け、下広場にある末社・津島社の紅梅はわずかですが花を咲かせております。


是非、有松へお越しの際は、有松天満社へお立ち寄りいただき、ご神徳をお授かりくださいませ。

​Copyright © 2018-2020 有松天満社文嶺講 All Rights Reserved.