日本遺産「有松のまつり伝承展 ~絞りの町で育まれた山車まつり~」は無事に閉幕致しました。
ご来町いただきました皆々様、誠にありがとうございました。
有松から桶狭間の神明社へ参詣した行事を母体とする有松の祭礼は、町の発展と共に華やかなものとなり、山車まつりへと移り変わっていきました。
有松で建造された西町神功皇后車、
知多郡内海の東端村で曳かれていた中町唐子車、
若宮祭りで下玉屋町の祭礼車であった東町布袋車、
1輌1輌それぞれ歴史ある山車が織り成す有松の山車まつり文化は、明治・大正・昭和・平成・・・そして令和も尚、有松で大切に受け継がれています。
社会情勢を鑑み、本年度は山車運行を行わず、神事を執り行う秋とはなりますが、地域の皆様をはじめ、有松へ心を寄せて下さる皆々様へ、先人たちより大切に受け継いきた山車文化を、パネル展示や歴代衣裳の展示等を通じて触れていただけましたら、幸いでございます。
さて、10月3日の秋季大祭当日は、授与品頒布や縁日、町並みツアーを開催致しますので、散策と共にお詣り下さいませ。
この秋を健やかに、実りある日々でお過ごしいただけますよう、有松天満社文嶺講一同、ご祈念申し上げます。
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