- 有松天満社花暦だより
金毘羅秋祭
最終更新: 2020年2月29日
ふと見上げれば、木々が冬支度を進めています。
暦の上では「冬」に入ったのですが、暖かい日があり、少し不思議な気分です。
日付変わって昨日は祇園寺(正しくはネ氏園寺)さんにて献灯神事の「金毘羅秋祭」が行われました。
金毘羅様をお迎えして、皆様の更なるご活躍とご繁栄、ご健康を祈願いたしました。
祇園寺さんは、有松天満社にとって大切なご縁のあるお寺です。
江戸時代後期の「尾張名所図会」によると、祇園寺さんの境内に祀られていた社を寛政(1789年~)の4世文章卍瑞によって、数千から捧げられた詩歌文章等を天満嶺の山頂に奉納して遷座し、現在に至ります。
祇園寺さんの境内には、金毘羅様の御堂だけではなく、秋葉様の御堂もあり、天満社の年間の献灯神事の中にも金毘羅様や秋葉様に関する献灯神事があるのです。
祇園寺さんは天満社へ続く参詣道すぐの場所にあります。
春は境内の桜の木が見事な花を咲かせ、初夏には正門付近のツツジが、そして夏には百日紅が咲きます。
有松天満社花暦の動画でも少しご紹介させていただいているので、ご覧下さいませ。
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