
有松天満社 花暦
2/5 祇園寺にて献灯神事「初午 前夜祭」のご案内
更新日:2020年11月10日
2月5日(水)の夜は旧東海道沿いにある祗園寺さんにて献灯神事「初午(はつうま) 前夜祭」を斎行いたします。
初午(はつうま)とは、2月最初の午(うま)の日の事を言います。
全国の稲荷神社の総本社・京都の伏見稲荷大社に祀られている 宇迦之御霊(ウカノミタマ) が、伊奈利山(いなりやま)へ降臨された日が「初午」の日であったそうです。
宇迦之御霊(ウカノミタマ)は五穀をつかさどる農業神として広く信仰されており、「お稲荷さん」とも呼ばれております。
「お稲荷さん」と言えば、「狐の姿をした神様」を想像されるお方もいらっしゃる事と思います。
古来より、私たち日本人は「農耕」を生業としていた民族です。
農作物を荒らすネズミを狐が狩る事から人々に崇められていた事と、「狐」は「神聖なもの」「神様の使い」として考えられていた事から、「五穀豊穣の神様」「商売繁盛の神様」として人々に広く信仰されるようになりました。
今年の初午の日は2月9日(日)なのですが、 ここ有松では毎年2月5日に献灯神事「初午 前夜祭」を行う日としており、「先人から受け継いだ有松の大切な文化」として今日に至ります。