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絞りの町で生まれた山車まつり

​有松天満社秋季大祭

毎年10月第1日曜開催

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​有松天満社秋季大祭について

​ 有松天満社秋季大祭(有松山車まつり)の起源は、桶狭間の祭礼、すなわち有松から桶狭間の神明社へ参詣した行事を母体にしたことから始まります。

​ 有松天満社が寛政年間(1789~1800年)に文章嶺に祀られて有松の氏神になって以降、旧暦の8月15日におこなわれるようになりました。

 江戸時代後期の尾張藩士であった高力猿候庵種信の『尾張年中行事絵抄』の「有松天神祭」には、当時の祭礼の様子が記されています。

 当時は背の高い梵天を先頭に太鼓を載せた音頭台などの行列が天満社の宮の坂を登っていた光景が描かれています。

 現在の「山車まつり」の形式になったのは明治時代以降で、絞り商の多大なる寄与のもと、有松の祭礼文化は発展していきました。

 

 名古屋市指定の文化財で東町布袋車・中町唐子車・西町神功皇車のからくり山車3輌が有松東海道を曳行し、日中では勇壮な姿を魅せ、夜祭ではろうそく灯りが揺れる提灯山車が秋の有松をいろどります。

 

※昭和48年、東町布袋車・中町唐子車・西町神功皇后車が名古屋市の有形民俗文化財に指定。

※平成26年、まつり文化継承のため有松天満社秋季大祭が名古屋市の無形民俗文化財に指定。

※​令和元年、町並みや絞りとともに日本遺産の町有松の構成要素のひとつして認定。

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​有松のからくり山車

​有松山車まつり 

令和7年度は10月5日(日)開催
​昼の部 9時30分~15時 / 夜の部 18時30分~21時30分
​有松東海道一帯にて

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