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第Ⅲ期 左面幕(応龍と霊亀・雷文図)経過報告
2023年度より大幕復元新調事業は左面幕(応龍と霊亀・雷文図)の復元新調に移行いたしました。
下記に2025年夏現在の左面幕の復元新調の経過についてご報告申し上げます。
事業期間 |2023年9月より開始(2026年3月末の完成を予定)
事業費 |15,700,000円(税別)
施工業者|株式会社川島織物セルコン

現在復元新調中の左面幕
【2023年度】監修・検討会
9月 刺繍下絵・刺繍試作の検討
左面幕と正面幕の下絵と完成した正面幕を並べて、左面幕の下絵を検討。
正面幕とつながる応龍の胴部分の試作を検討。
10月 刺繍要領について確認
1月 刺繍下絵・刺繍試作の検討
刺繍試作の検討では、応龍の顔・胴部、霊亀に使用する金糸と綴じ糸の組み合わせ案を提示。
正面幕とつながる応龍の胴部分の2回目の刺繍試作を検討。
3月 刺繍試作の検討
応龍の顔部分の刺繍試作を検討し、再度刺繍要領について確認。
応龍・霊亀の刺繍試作を継続。
【2024年度】監修・検討会
5月 刺繍要領について確認
正面幕とつながる応龍の胴部分の本刺繍を進めるとともに、応龍の顔部分の刺繍要領について再度確認。
10月 刺繍の検収
正面幕とつながる応龍の胴部分の刺繍状況を検収。
左面幕の懸装についての検討をおこなう。
2月 刺繍の検収
応龍の胴部分の刺繍作業が進んだので、刺繍状況の検収を実施。
尚、応龍の胴部分の刺繍は3月末を目途に終え、その後応龍の顔ならびに脚の刺繍、霊亀の刺繍へ移行していく。
≫第Ⅲ期 左面幕の事業経過報告書のダウンロードはコチラ
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