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執筆者の写真有松天満社 花暦

御神札の祀り方について

更新日:2022年1月18日

 天満社では元旦祭に新年の御神札や破魔矢・御守等の授与品を頒布致しております。

 当社でお授かり頂ける御神札は「伊勢神宮御神符(神宮大麻)」「天満社御璽(天満社の御神札)」「学業成就大麻」「秋葉山御神符」でございます。


 秋葉山御神符の御神徳は、火伏せの御神徳をお授かりいただけるほか、古事記によると火之迦具土神(ひのかぐつちかみ)のお身体から招福の神様等を生み出した事から開運除厄の御神徳もお授かりいただけます。


 また、火之迦具土大神は「秋葉明神(秋葉大権現)」とも呼ばれており、「秋葉大権現の纏う火は霊験あらたかで邪を祓う」と云われている事から、火伏せの御神徳とともに、郷土守護の御神徳もございます。


写真右から「伊勢神宮御神符(神宮大麻)」「天満社御璽」「学業成就大麻」「秋葉山御神符」の御神札(いずれも1体1,000縁)


◇御神札の祀り方◇

御神札をお祀りする場所は、清らかで明るく、静かで高い場所に、南向き又は東向きにお祀りするのが良いとされています。


昨今の住宅事情ではこのような場所が見当たらない事も多い為、ご家族の皆様が親しみを込めて毎日お詣りが出来る場所が良いと存じます。

※地域によっては神棚を用いない場合もございますので、その地域の風習を尊重して頂ければと存じます。



◇御神札を祀る御神座の順位について◇

  • 三社造りの場合、中央を最上位に伊勢神宮御神符(神宮大麻)とし、向かって右に氏神神社、向かって左に崇敬神社の順にお祀りします。

  • 一社造りの場合、伊勢神宮御神符(神宮大麻)を先頭に、氏神神社、崇敬神社の御神札を重ねてお祀りします。



◇御神饌・榊の捧げ方について◇

御神饌は「お米→お塩→お水」という順番で神様に喜ばれると考えられており、重要度の高い御神饌は神様に近い場所に捧げます。


  • 正方形の三方の場合、一番奥の中央が神様に近く、手前の左右が遠い場所になる為、

  【神棚側】お酒・お米・お酒

  【手前側】左側にお水、右側にお塩

   を捧げます。

  • 長方形の三方の場合、向かって左から「お水→お酒→お米→お酒→お塩」の順に捧げます。

  • 榊は三方の形状に関わらず、神棚の左右に1本ずつ捧げます(地域によって本数は異なる場合がございますので、地域の風習を尊重して頂ければと存じます)。

写真は長方形の三方での御神饌の捧げ方


◇御神饌とは?◇

「御饌(みけ)」とも言い、神様に献上するお食事の事です。

神様に献上するお食事の品目は、主食としての「お米」「お酒」「お塩」「お水」を基本ととし、祭事や大切な節目に応じて、お餅や海の幸・山の幸・季節野菜等を捧げます。

  • お米:日本人の主食であり、古くから大切にされてきた作物です。神様に対する感謝の気持ちとして捧げます。

  • お酒:神様にとても喜ばれるもので、捧げられたお酒には神霊が宿り、振る舞われる事で御利益があると云われています。

  • お塩:海水を水で煮詰めて生成する事から、水と火の関係性が生命の源につながると考えられています。

  • お水:お塩同様に欠かせないものです。


 是非、新年は新しい御神札をお授かり頂き、御神徳をお授かり下さいませ。

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