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執筆者の写真有松天満社 花暦

東町布袋車大幕復元新調事業 第Ⅰ期 正面幕御披露目をいたしました。

更新日:2023年9月13日

 令和4年度有松天満社秋季大祭同日、有松山車会館にて東町布袋車大幕復元新調事業 第Ⅰ期 正面幕の完成御披露目を行いました。


 新調幕と共に旧幕を展示させていただき、復元新調の様子を紹介したパネルの展示や布袋車のあゆみのパネルを展示させていただきました。


 当日は天候に恵まれ、多くの方々へ前幕を御披露目する事が叶いました。


 かつて先人たちが、後世-いま-を生きる私たちに祭礼文化を残してくれたように、私たちもこれから先の世代へ、この地域が誇る祭礼文化を残すべく、本事業を進めてまいります。

 今後とも皆々様の厚いご支援・ご奉賛を賜りますよう、お願い申し上げます。



 東町布袋車は、延宝3年(1675年)以前から、名古屋の下玉屋町より若宮祭りに曳き出されていた山車を、明治24年(1891年)に橋東町(現・東町)の中老が購入しました。


 大幕は、文化9年(1812年)の製作で、下絵は尾張藩御用絵師である山本梅逸による大変貴重なものです。大幕には四霊(応龍・鳳凰・麒麟・霊亀)が金糸の刺繍でほどこされており、後面幕には尾張藩右筆である丹羽盤桓子の筆で詩文が書かれ、製作当初より尾張名古屋の祭礼文化において重厚で華やかな姿を披露しております。



有松天満社文嶺講

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